構図描きのメモです。
顔パーツや、特定の部分は得意なのに全体のバランスが取れない場合にお試しあれです!
方法
1、背骨を描く
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2、頭、胸部(むね)、臀部(おしり)の場所と向きを示す裏側を描く
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3、正面に相当する長方形を描き足し、直方体にします。
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4、直方体内に楕円体(だんご)を描きます。
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5、肩の関節球、あばら下、股を描き加えます。
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※以下の[マーク]は目印です。
6、あばら下の線と股の線を滑らかに結びます。四点の中央付近がおへそ[×]です。
7、
(a)肩にコンパスの針[ △ ]を当てるつもりでおへそまでの長さがだいたい肘[×]になります。好きな角度に回転させます。
(腕が手前にあるか、後ろにあるかによって長さは適宣調整します。)
(b)コンパスの針を肘に移して、肩までの長さがだいたい手首になります。
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8、
(A)脚の付け根[□]を支点にから肩[△]までの長さで角度を適当に取り、ひざ[△]とします。
(B)ひざ[△]を支点に、脚の付け根[□]までの長さで角度を適当に取り、かかと[□]とします。
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9、反対も同様です。
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10、補助線に沿って点と点、輪郭を結びます。
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鎖骨、へそ、あばら、たるみ、筋肉のスジetc
11、ポーズは予め決めておきましょう!(最初に言え←)
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その他
初手の長方形のバランス、関節角度によって全く別物になるので、悩んでる時には暇つぶし程度に真似してみてください!
Live2D用正面立ち絵であれば
対象定規を画面中央垂直に引き、背骨を垂直に立てた状態に見立てて作業する事で非対称パーツ以外は手数を半分に抑えることが出来ます。
メリット
先に背骨を通すため軸がずれた絵になりにくい。
Live2Dでは、素体として一度描いてしまえば後からの衣装の追加、変更が楽になる。「いたちさん。v3」以降はこの方式で描き、部品毎に線、塗、組み上げています。
デメリット
手数が多くなりがち(失踪ポイント)
見えなくとも良い部分も描くため容量が通常の倍近く(素体分)増える。
個人的な話
デジタル絵を始めたのは旧ブログ時代の2014年頃からでしたが、当時模写に関してははまるで理解出来なかった覚えがあります。
どうしても形が崩れるといった時に、1つの解決策としてクリスタに付属している3Dデッサン人形がありました。
形は十分まとまるのですが、立ち絵を描いた時に等身がだいぶ被っているキャラクターが分かるようになりました。(あっ、察し…)
練習にはなりましたが、何とも言い難い、、。
確実な方法で差別化出来ると思った方法な気がします。
参考にさせて頂いた神々
・新萌え絵の教科書(本)2014年3月10日発行
→顔、体のバランス、初歩のS字等基本的なものを教えて頂いた本
・ケモミミの描き方(本)2015年10月10日 初版第1刷発行
→ケモミミと思わせて筋肉まで教えて下さる本
・ mikeymegamega様(動画) 2018年9月2日投稿
MAPPING FEMALE BODY CURVES FOR ANIME MANGA 等
→初動にかなり影響を与えた動画です。
寧ろこちらの方が詳しく解説しています。これは見るべき…(回し者ではありません)
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