ストーリー・構成に触れる為、閲覧する場合は本編を先に見て下さい(1~12話)。
「最後にソリッドクエイク社○○説」学会ごっこやります。
デカダンスは攻殻機動隊、マトリックス好きな私的にはかなり好印象なアニメです。
世界観
話数を重ねる事で、視点が広がり見え方が変わっていく。
システムによって秩序の維持が行われている世界。
キャラクター
タンカーの人類
タンクの町に居る人々で、チップによって管理されている。
ナツメ(17歳)
入隊許可通知が届かず「かの力」に入れなかった。
第一話の事故後チップが無いのか、壊れたかによって死んだ事になっている。
システムに認識されていないバグの為、処理されない。
→ 心肺停止し一度死んだ扱いになり、その際にチップが壊れた。(3話)
3話で腕の指が5本になり、変形するようになった。(最後に腕ごと飛ばし→12話)
クレナイ(26歳)
「かの力」に所属するタンカー最強の女戦士。
フェイ(17歳)
解体工
リンメイ(19歳)
解体工
ムロ(享年42歳)
ナツメの父。
フェンネル(29歳)
修理工チャラ男。
その他のキャラクター
ソウ(26歳)・リョク(26歳)
ミンディ(23歳)・ムンディ(23歳)・メンディ(23歳)
武器屋の店主(30歳)
マルコ(?歳):武器工?
フェンス(?歳):染織工?
ソリッドクエイク社
ユーラシア大陸上の超巨大娯楽施設デカダンスを運営する。
禁止行為として
- リミッター解除
- 守秘義務違反
がある。
人間の中からチップを通してバグ(必要以上に知ってしまった人?)を排除している。
企業の所有物、キャストとして行動している?
オキソンをエネルギーにしている。
廃棄されると資源を回収される。
フギン
デカダンス内を監視し、バグを見つけて処分・回収するゲーム警察の一員。システムからの命令を遵守する。
「世界にバグは不要です」
ムニン
ゲーム警察の一員。喜怒哀楽が激しく、バグに対して厳格なジャッジをする。
謎立ち位置のキャラクター(ハサミのアニメで見たような・・・?)
ミナト(素体年齢43歳)
デカダンスの総司令官。カブラギとは旧知の仲。(特番:猫裏ヒロイン)
カブラギ(組長)(素体年齢43歳)
デカダンスの元トップランカー。
二話の回想後(七年前以降)、人類に混ざり昼は装甲修理人、夜は人類のバグからチップを回収している(ゲーム警察側)。
「バグがどうやって生きていくのか確かめたくなった」
「あきらめないでください」?で救われたからか。
OPラストにはリミッター解除の演出が。→前半で回収
ドナテロ(素体年齢48歳)
カブラギの同僚でゲームのバランサーとして働いていた。バグ矯正施設に送られた。
ターキー(素体年齢36歳)
カブラギの同僚でゲームのバランサーとして働いていた。バグ矯正施設に送られた後No.2のポジション。
マイキー(素体年齢20歳)
カブラギの同僚でゲームのランカーとして働いていたが、チート行為を行いスクラップになった。
サルコジ(素体年齢50歳)
バグ矯正施設でガドルの糞とオキソンを混ぜた飲み物「オキソンリーカー」を作っている(トンスル)。
ジル(素体年齢28歳)
施設に送られる前のカブラギの行動を把握している。デカダンスのシステムに詳しい。
ガドル
ガドルは水中で生まれ育つ棘皮動物の一種(9話)。
戦闘が始まるとゾーン(重力が不安定)を開く
肉を人類が消費、オキソンをエネルギーとして消費。
パイプ
カブラギ組長が飼育しているペット。好物は牛乳。モチーフはシロイルカ。
ストーリーの注目点
1話:ignition
タンカー(人類)の視点
導入
ナツメの父が、壊れたロボットを発見し、
「やっぱりこの世界はおかしい、何か秘密が」→10話
→人類が知らない世界が存在する事を示す。
人類への教育
タンカー孤児院で人類への教育が行われている。
サイボーグから人類に対する教育の内容
- 突如未知の生物ガドルの脅威にさらされた
- 世界の9割以上が失われた・外の人類は絶滅した
- かの力に所属する戦士ギアはデカダンスを完成させた
- タンカーはオキソン貯蔵用タンクを提供された
- タンカーはギアの庇護のもと平和に暮らしてきた
- タンカーはギアに尽くす
デカダンス
吸血銛(きゅうけつもり)→オキソンは血?
オキソン
公式の説明ではデカダンス・ガドル・サイボーグを動かす燃料と説明されている。
2話:sprocket
サイボーグ(元人類)の視点
オープニング時の銛(もり)から流れる液体が赤色(意味深)
- サイボーグは代わりがきく
- 人類はチップで支配されている
ソリットクエイク社が提供するゲームであることが発覚する
七年前のカブラギの話
3話:steering
企業の視点
ナツメ成長回(公式ページ情報)
ゾーンは攻撃を受けた際に展開される(重力が不安定になる)
チュートリアルゾーン
世界の説明
- 大気汚染
- 人類絶滅+サイボーグ開発
- ソリッドクエイク社が人類の所有権を獲得
3話感想
汚染された世界でいくつかの大企業が残った世界。
(コジマはマズイ・・・)
4話:transmission
タンカーとサイボーグ視点のもつれ
ガドルとの初戦闘回→ナツメ:かの力に入隊する。
クリア不可能なイベント
筋書きが決められている。
- クリア不可能
- 伝説の戦士たちが戻ってくる→
矯正施設のサイボーグもなのか?→ストーリーが変わってしまった - 大多数のギア(Aクラス以下)はほぼ全滅予定、過激な方がユーザー受けが良い
ナツメを止めようとするカブラギ
守秘義務がある中、何とかしてナツメを戦場に行かせないよう説得する。
- お前にはまだ早い、戦場には行くな
- 成功しないし、世界も平和になんかならない
- 闘いはこの先もずっと終わらない
- 巣は何度も見つかっている、そもそも巣は存在しない
- この世界は作られ()
一瞬ナツメの死亡シーンが映ったのですが…サイボーグ的読みなのか…?
決意
ナツメ父調べ過ぎていた感が出ています。
諦めたくない、変えたい
放心状態のカブラギの焦り
4話感想
体感10分でした。
一話との対比:トリピアス
クレナイがカブラギ組長を知っているのは単純に古参だからなのか??
ソリッドクエイク社外部ではエンターテイメントとして見られている。
組長守秘義務違反でそろそろマズそうな匂いが…。
二つの視点がある事で熱い展開にも関わらず絶望感が凄い回に。
(10・11話並の超展開してますね、残り3分の2)
次回デカダンス・アイスボーン
5話:differential gear
外の世界・ゲーム世界視点
(Abema 8/6~ Netflix 8/11~)
シナリオの変化
- ガドルアルファを倒した事でフラグが変化
- 未完成のガドル(スターゲート)が出現
- 未完成のガドルを倒した事で外の世界が見えてしまう
何故未完成のガドルが出現したのか考察
撤退で終わらせ、次イベントまでに未完成のガドルを完成させる予定だった。
ガドルアルファ→未完成の順で出現するシナリオ(スクリプト)は書いてあった。
倒せないアルファを倒してしまったため結果として出現した。
ソリッドクエイク社ガドルの納期ギリギリだった?
何故外の世界が見えたのか考察
上と同様に霧が晴れる演出もまだ未完成でシーン遷移を行ったため、親の顔が見えてしまう。
オブジェクトプーリング
何故外の世界にガドルが放置されているのか?
オブジェクトプーリングとは、オブジェクトの生成・廃棄にかかるコストをオブジェクトを使いまわす事で節約する手法です。(画面外に居たり・非表示だったり)
現実世界が舞台のデカダンスでは生成コストが相当掛かる(時間がかかる)ため、生成後は見える範囲外にプールしていたのか??
現実では大量の弾丸、カード、キャラクター等で生成・廃棄を頻繁に行うと、カクついたりしてユーザーにキレられます。
外の世界を見た時の反応
視点によって感覚が全く違います。
視点 | 反応 |
タンカー | 「うそだろ」、クレナイ「は?」 |
ギア | ドナテロ?「新しいステージか?」 |
+ゲーム世界(制作者・視聴者) | フギン「世界にバグは不要です」 |
カブラギ「世界にバグは必要だ」 |
伏線メモ
カブラギはナツメがバグである事をミナトに伝えた。
タンカーの人類が知ってはいけない事を、広く知らしめてしまった。
→実質全員バグ扱いだが、チップを介して何かされるのか?
どちらにしてもナツメは影響を受けないバグ。
→7話時点では特に何事も無く、放置されている。
5話感想
体感3分、、終わるのが早すぎる…やはりこの世界はおかしい。
バグ役満(守秘義務違反・リミッター解除)のカブラギ組長このまま廃棄されるのか、それとも?→バグ矯正施設に収容されていた!(6話予告より)
アニメ制作陣、裏でゲームも作ってる説。
日記のつもりでしたが、Unity製の地球だったお陰でブログのテーマ通りじゃないですか…(大歓喜)。
「世界にバグは必要だ。」かっこいいセリフであるにも関わらず、
謎のゲーム視点(ゲームやってそうな視聴者・製作者の視点)が追加されたことで、
フギンの「世界にバグは不要です。」に正しさを感じ始めました。
5.5話:install
1~5話総集編をカブラギ組長の回想として追っていく回です。ただの総集編に留まらず、新規カットが豪華でした!
ソリッドクエイク社の細かな説明が入り、作られた世界の全体像が明かされました。
圧倒的に濃い中身で半分まで来ましたが、残り6~12話一体何が起こるのか…
6話:radiator
(Abema 8/13~ Netflix 8/18~)
バグ矯正施設回
スクラップから矯正施設行きに変更されたが、誰からの横槍なのか?→ミナト
施設は湖の底だが、脱出の方法によってはサイボーグの姿で会うのか??
サルコジ、ドナテロ、ターキー、ジルの登場
バグ矯正施設からデカダンスにログインする方法があり、
ドナテロは「カブラギが装甲修理をしていた事を知っていた」ことから、5話にしれっと登場していた彼らは本人だった。
ガドル工場細胞精製室
ガドルは工場で作られていた。
ガドルの養殖によって、サイボーグのオキソン・人類の肉を賄う。
パイプに似たガドルが映る
7話:driveshaft
ガドル侵入回
増えすぎた人間の間引き。
カブラギ組長「ガドル工場をぶっ壊す!」
(ガドルからタンカーを守る党)
8話:turbine
ガドル工場をぶっ壊す回?
サイボーグで下側(矯正施設側)からガドル工場に潜入するかと思いきや、
素体で侵入を試みている為、上側(デカダンス側)から潜入しています。(予告映像より)
→保管庫への潜入
狂ているのはシステム(自由を奪っている)と気付いたカブラギ。
処理されていないカブラギの素体をミナトが保管している。
保管されている素体の奪取。
ミナトの趣味
違法な素体をコレクションしている。サイボーグにもコレクターが存在する。
快感ノ果テ:フギン「個人で楽しむ分には目をつぶりましょう」
矯正施設をぶっ壊す!
矯正施設のサイボーグはガドルのフンで動いていた。
ナツメとの再会/ミナトとの面会
システムに背いてカブラギに協力するミナト。
ターキーは陰湿姑息でした。
ギャグ回と謎
このままガドルを養殖している工場を破壊した場合、人類とサイボーグのエネルギーは賄えなくなってしまう?
謎が深まるジルは一体何者なのか?
ソリッドクエイク外の企業から侵入したのスパイ?- デカダンスを作り上げたサイボーグ?→設定部門(5.5話)
マトリックスの例でキー・メーカー?元ゲーム警察?(メロビンジアン)
ジルはソリッドクエイク設定部門のデカダンスを作り上げたサイボーグ(動画コメント欄凄い…)
「あの時みたいに一緒に戦いたかった」が7年以上前を指しているなら、ランキング元1位(見切れていた部分)はミナトだったのかもしれない?(要 見切れ部分の確認…)
ゲーム警察への内通を行っているのはサルコジなのかターキーなのか?→9話
9話:turbocharger
劇場版デカダンス回
ガドル工場・矯正施設破壊
内通者はターキー。矯正施設から出たかったが、叶わず。
サルコジは仲間の為に命を懸けて矯正施設を吹き飛ばし、動力炉を破壊する。ターキーと一緒に終わる。
ガドル工場で二人を待ち受けていたのはフギンとムニン。二体を退けGGSを起動する。
目的の場所の背景に映るのは、サイボーグの中にも埋め込まれている「資源」。この謎の資源がengineなのか…(タイトルの流れ)。
デカダンス、サービス終了か…?
GGS(ガドル・ジェノサイド・システム)の文章
予期せぬトラブルによりデカダンスの運営が困難になった際
このシステムを使って既に出荷されたガドル及び生産途中のガドルを一斉に処理できます
システムを起動すると/次の処理が行われます
- コアシステムによりガドルに埋め込まれた管理チップに自己分解命令が送信されます
- 状態の有無に限らず生命活動を続けているガドルは例外なく信号を受信します
- 信号の送信に伴い生産ラインも一時停止します
サルコジの活躍シーン
ロボットの自害:デカダンスではサイボーグは合理的な存在ではなく、意志で動いている事を強く表現したシーン。
少し脱線しますが、圧倒的な盛り上がりの中に謎の安心感を感じました。
BGMではエースコンバット・アサルト・ホライゾン「keep Alive」のような奪還の戦いを表現されているかのようでした。
激熱の詰め合わせ過ぎます。
感想と残りの謎
ガドルもサイボーグもスイッチ一つで終了
残り3話…パイプとは一体何だったのか?(バグ存命に期待しつつ)
デカダンスのシステムは崩壊したものの、ソリッドクエイク社本体がまだ残っています。
あの船は地上に降りてくるのか?
真実を見たナツメは正気で居られるのか?→10話
10話:brake system
安心と信頼のナツメのメンタルの強さ(絶対引きずらないウーマン)
千とハク式回復するナツメであった。
パイプも消えたのか?
対比のガドルは寄生、血を吸って巨大化しラスボス化(巨神兵)、パイプは消えて終わりだったのか?
オキソン
養殖ガドルでオキソンを供給しているサイボーグはソリッドクエイクのみ(のはず)、万能エネルギーオキソンに隠し事があるようにも見えます。
残りは楽しむだけですが、予想が出来ない
あとは限界まで足掻くラストが。一番良いロマン砲を頼みます()
11話:engine
デカダンスサ終
管理チップが入っていないガドルオメガの出現
ジルはカブラギのバックアップを残す。←12話
ジルがデカダンスに残したバグとは?→12話リミッター解除
「システムに聞いてください」→「きかいがあったらな」
ソリッド砲と空間圧縮装置
ソリッドクエイク社の持つパワーカード
ミナト
自分が何をしたら良いのか分からないサイボーグ(2)
(8話)ミナトの「あの時みたいに、一緒に戦いたかった」をサービス終了前の最後の戦いで叶えることとなります。
デカダンスに接続するカブラギ
次回最終回
12話:decadence
王道のラスト!
カブラギはバックアップから復元される(11~12話のデータが)。
パターン考察
憶 測 が 広 が っ て ま す 。
ストーリーパターン
- 完成された世界の構造を見せる
- 完成に至った経緯の説明
- その構造への干渉(変化したりしなかったり)
評価パターン考察
この手の支配系世界ストーリーは、旧攻殻機動隊、マトリックス、(一部サイコパス)等と同様に世界構造を見る面白さがあります。
一方で、その評価についてはその理解度に影響を受けた割れ方をします。
(よく分からなかったので☆1がバラバラ出るタイプのアニメ)
謎のメモ
サイボーグとの関係
ロボット(サイボーグ)が絡むアニメですので、そのロボットを作り出したのは大抵の場合人間側です。
元々は人体の一部を機械化した人間だったが、徐々に範囲が全身機械化へ流れていき、呼び名のサイボーグだけが残った。長い歴史の中で初期のサイボーグとは別の存在になっている。
デカダンス用語説明より
→人間でした。
完成に至った経緯の説明話で、何故人類側がサイボーグに支配されるようになったのかが楽しみです。
→ソリッドクエイク社が人類の所有権を獲得した。
スクラップマデ175年と活動限界の7年の関係
スクラップマデ 175年は「サイボーグ本体の寿命」なのか、この時代における「脳の寿命:テロメアを使い切るまでの残り時間」を175年としているのか?
※現実世界におけるテロメアの文献は諸説ある為(120年、200年、300年等)出典全体が怪しいです。
サイボーグ目線のゲージは染色体の末端に位置するテロメアの残りの長さを表している??(適当)
活動限界がチカイデスの7年(回想分)は人間で言う「食料」なのか→7日は人間が飲まず食わずで生きられるとされる時間
ガドルとの関係
- 誰が発生させたのか?→(5話)
- 何故デカダンス・人類・サイボーグを襲うのか→そのように設定されている?(5話)
ガドルの体内に流れる液体もデカダンスのエネルギーもオキソンだが、何か関係があるのか→デカダンスもガドル?→工場で作られていた
デカダンスもガドルとすると、タンカーの人類はガドル(ダイランドサイズ)の体内で生活している?
デカダンスを起動し神経ケーブルを接続するタイミングが攻撃時のみ(一話)。加えて地球上部に張っているフィールドは、デカダンスを中心に展開されている。
普段はサイボーグにコントロールされてるかのような言い回し。
ソリッドクエイク社と外部の関係
サイボーグもキャストと外部からの利用者がいそうな雰囲気。
(3話後)…察してはいましたが、戦争してないアニマトリックス世界していました。(次が気になりすぎます)
(これはそっち路線でデウス・エクス・マキナ対面(若しくはスミス戦闘)の方向で来るのか・・・)
OP的にデカダンス内にガドル侵入回からの、体制崩壊でどう変わっていくのか気になるところです!
→12話:全体的に平和に纏まって終わりました。
キャラクターの年齢
「#デカダンス放送開始前質問」の回答より、年齢を比較した考察です。
カブラギとミナト(素体年齢43歳)
「出世して立場が離れてしまった会社の同期」、「同い年だったが学年が離れてしまった学生」、
この辺りの現実味を持った感情が伝わってくる二人の関係があります。
カブラギ(43)とターキー(20)・ナツメ(17)
後輩の話に耳を傾けられる・信念が動かされる、上司・部下の関係。
陰湿姑息(36)とドナテロ(48)
「長いものには巻かれろ」の代表ではあるものの、企業ではなくドナテロに付いていった。
ターキーは思いの外 温厚篤実なのでは?→8話
カブラギのオキソン注入位置の考察(8話)
カブラギのオキソン注入位置はお尻に付いていますが、あれはウケを狙ったわけではなく受けを狙っていた可能性があります。(深読み)
最終話予想
- 共存の道を得る
- 管理しているボスを倒す
- 体制は変わらない
ペースがかなり早く感じる上、他社との関係を含めると更に後がある説。
12話:予想結果はある意味全て正解で、それは予想外でした。
まとめ
ストーリーの構成として、前半に伏線を撒き終盤に世界を明らかにする形が一般的な気がします。
制作を行った監督、会社を見た上で「この(人の)作品は後半面白くなるよ」という予想がされることもあります。
デカダンスの場合は本来後半に明らかになるハズの世界が前半に押し込まれています。
それによって、
- 倍速ペースで異様に濃い情報量になる
- 「3話で切るわ」をされる前に世界を見せる
- 後半の自由度が高い→考察ポイントを残せるが、予想もされにくい
等といった新たな特徴を持っていました。
含まれる部品の多くは王道ですが、構成は超アグロに寄った初の作品に見えました。
かなり現代人向けの構成で、今後この型が寧ろ王道になるのではないかとも思わされました。
公式サイト
最新情報等がチェックできるので是非見て欲しいです
その他
ソリッドクエイク社は現実のアルファベット社説
(冗談のつもりで書きましたが、世界がGAFA感あり何ともw:3話)
2話までで一つの説が生まれました。
「ソリッドクエイク社は現実のアルファベット社説」です。
なんでや、Google関係ないやんと思うかもしれませんが、以下のような要素を見てみます。
- ソリッドクエイク社とアルファベット社の比較
- ランキングの比較
- アンドロイド(マイキー)とブロガーの比較
ソリッドクエイク社とアルファベット社の比較
2話の説明とGoogle検索を比較すると以下のような関係になります。(ごり押し)
ソリッドクエイク社 | アルファベッド社 |
デカダンスそれはソリッドクエイク社 の提供する超巨大娯楽施設 | Google検索エンジンそれはアルファベット社 の提供する超巨大検索施設 |
ここは仮想空間ではなく 広大なユーラシア大陸が舞台 | ここは仮想空間ではなく 広大な世界が舞台 |
プレイヤーは移動要塞デカダンスに乗り込み すべてが本物の世界を楽しめる | トレンド移動要塞Google検索エンジンに乗り込み(便乗) すべてが本物の世界を楽しめる |
まずプレイヤーはギアになって割り当てられた 素体にお好みのカスタマイズをしよう! | プレイヤーはサイト(ブログ)運営者になって 割り当てられたドメインにお好みのカスタマイズをしよう! (テーマ編集・追加CSS) |
準備が出来たら仲間と協力して ガドル狩りの冒険に出発! | 準備が出来たら仲間と協力して コンテンツ狩りの冒険に出発! |
変幻自在の無重力バトル! 経験を積んでランキング上位を目指せ! | 変幻自在の検索バトル! 経験を積んで検索上位を目指せ! |
絶滅危惧種のタンカーとも触れ合える | 絶滅危惧種の旧型サイト、保護期間切れの本 Googleブックとも触れ合える |
満足度90%を誇るかつてないスケールの 大型船を間近で味わおう | 満足度90%を誇るかつてないスケールの 大型船を間近で味わおう(Google砲) |
ランキングの比較
検索はランキング…。
マイキーとブロガーの比較
マイキーは不正をしたブロガーですね(適当)
マイキー | ブロガー |
順位の伸びが悪い | 検索順位が上がらない |
リミッター解除 | 犯罪行為・ポリシー違反 |
チート行為のランカー | グーグル八分(消し炭) |
結論
無理やり過ぎました。
時価総額500兆越えのGAFAMが世界を仕切るようになるとこの話も冗談では済まされなくなりそうですね…。
(あっという間の12話でした!読んで頂きありがとうございました。)
コメント
最後の考察でGAFAを例を挙げたのは、面白いです。
非常に興味深かったです。
コメントありがとうございます!
ありがとうございます!
個人的にパイプが消えたのが納得いってないのですがパイプにもチップは埋め込まれてたんですかね?
コメントありがとうございます!
・寄生前のガドルオメガがGGSで消えていた
・ミナトがパイプを追跡できる
事からパイプもチップはあったかと思います。
(バグとしては攻撃反応が無い)
ただ、オメガとパイプの対比が出来ていた箇所だけに、
尺不足によって後からカットしたのではないかとも取れました。
大変参考になりました
7話まで終わりましたがこの勢いのままラストまでつっきってほしいところです
細かい指摘ですが
・ソリッドクエイクがソリットクエイクになっている箇所がいくつかあります
・矯正施設が更生施設になっています
このコメントは消していただいても構いません
コメントありがとうございます!
訂正しました